2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

実家に帰る途中で古本屋へ。久しぶりの梅田。年末のためやっぱり人が多い。今回は人にぶつからないように注意して歩く。 ■購入した本 ・レヴィ=ストロース『悲しき熱帯Ⅰ・Ⅱ』ISBN:4121600045 ISBN:412160007X

フロイト「ヒステリー研究 上/下」(ISBN:4480088326 ISBN:4480088334)終了。 ■メモ フロイトとブロイアーとの共同によって書かれた本書は、多くの共通点があると同時に決定的な差異も存在する。フロイトがヒステリーの原因として性的トラウマの重要性を第…

読書会

■第二回読書会。 "Photography A critical Introduction",Edition by Liz Wells, chap.4."Construction of illution:photography and commodity culture" →広告写真においてもっとも用いられる手段のひとつがモンタージュであり、それによって人間と人間の関…

フロイト

フロイト「ヒステリー研究」を読む。今日は天気がよかったが一歩も外には出ず、ダラダラと家で過ごす。たまにはこんな生活も宜しいいかと。明日は講読会。

集中講義

集中最終日。何とか無事に終える。今回は序文を読み終えただけで終わってしまった。ハイデガーの考え方を受けつつヴァッチモは、議論を展開するが、まだ具体的な内容に入らずに終わってしまったのが残念。夜はバイト。クリスマスとは全く無縁な僕と店長の二…

集中講義

集中講義3日目。序文をひたすら読み進める。

集中講義

明日から集中講義。クリスマスまで休みなく行われる予定。今回は以下のテクストを使用するので、序文をよく読んでおくとのこと。 Gianni Vattimo "La societe transparente"ISBN:0801845270 サンタさんは戸澤義夫教授。プレゼントは何だろうか・・・

忘年会シーズン

忘年会シーズンのためどこの居酒屋も大忙しのはずが、ウチの焼き鳥やはほんとにヒマヒマ。(ちなみに今日の売り上げはおよそ3,5000円)店長も流石に危機感を感じたのか戦略を練る。第一の戦略はホットペッパーによる定期的な宣伝。しかし一回の掲載料金が最小…

■Sue Taylorの論文。ダダとブルトンを中心としたシュルレアリスムにおける雑誌に関することが、まとめて書かれている。 http://www.artic.edu/reynolds/essays/hofmann.php シュルレアリスムの雑誌と『ドキュマン』の雑誌の差異をそれぞれシュルレアリスムの…

フロイト「快感原則の彼岸」に悩むが、とりあえず先に進む。ポイントは「強迫反復」と「痕跡」。・・・ということで「ヒステリー研究」を読む。

「快感原則の彼岸」

■読書会の予習。 ・"Photography A critical Introduction",Edition by Liz Wells, chap.4."Construction of illution:photography and commodity culture" →最初に出てくるオメガの広告。http://www.omega.ch/omega/cp_advertising ■フロイト『自我論』。 →…

■フロイト『自我論』を読み終える。

面接

今日は短期バイトの面接。5ヶ月ぶりに髭を剃る。そろそろ髭も飽きてきたのでちょうどよい時期かもしれない… 面接は三宮。ルミナリエのため多くの人たちがいた。面接までの時間、商店街を一人で周りを見ながら歩いていると、自転車を乗った女性とぶつかってし…

フォト=ショック

■『自我論』を読み進める。少し寄り道。「快感原則の彼岸」においてフロイトは、戦争神経症や列車衝突などの事故における外傷神経症について、それが驚愕(=choc??)と不意打ちによる反復強迫によるものだと主張する。これは不快を排除し快を獲得する快感原…

■フロイト『エロス論集』を読み終える。→メモ ・口唇期 フロイトは、性的に成熟する以前の小児のエロス的段階を前性器体性として分類。そこでは赤子の身体は、母親の身体との区別を持っておらず、言わばバラバラに切断された身体であり、その様々な部分で赤…

文化解体の想像力

■『文化解体の想像力』を読み終える。注目すべき論文。 ・浅利誠「レヴィ・ストロースとブルトンの記号理論」 → ・ジャン・ジャマン「人類学とモダニティ」 → ・守中高明「贈与と驚異――『ナジャ』論」 →ブルトンにとって主人公のナジャは「象徴的ゼロ価値」…

・ジュゼッペ・トルナトーレ『ニュー・シネマ・パラダイス』を見る。←カミュ研究者のお気に入りの一本らしい。

フロイト

今日はダラダラと本読み。発表終わってから、最近イマイチ気合が入らず・・・ダラダラ生活が続いている。さらに今日は雨なのでさらにダラダラ・・・→フロイト『エロス論集』を読み進める。何とか今年中にフロイトの理論を理解する予定。 ■読まなければならな…

鉄道不安

天気がよかったので、昼からフラフラと三宮へ。・・・でも結局喫茶店で4時間ばかし本読み。店を出たときには、太陽も沈みかけでかなり寒くなっていた。あまり天候は関係なかったような気がした・・・夜はバイト。 今日読み始めた本:フロイト『エロス論集』…

関学に本を返しに行く。その後鍋。中身は白菜と豚だけ・・・メンバーはカミュ研究者一人、エメ・セゼ−ル研究者一人、源氏研究者二人。なかなか変な組み合わせ。知識を共有したいと思うが、なかなか難しい。源氏研究者は5万円で古書を購入したが、その古文を…

■ゴダール他「ベトナムから遠く離れて」を見る。 ベトナム戦争は、初めてメディアが介入した戦争。戦争はメディアを通してあらゆる時間あらゆる場所へと伝えらる。つまりベトナム戦争は、ある意味お茶の間で楽しむことができる(同時に悲しむことができる)戦…

腰痛

今日は昼からずっと腰が痛い。座っていても痛い。

ゼミ発表

■ゼミ発表。一人目は川俣正。彼は、「進行中の作品」あるいは「発展していく作品」を作るために、ワーク・イン・プログレス(work in progress)という言葉を用いる。それゆえ、地元住民や政府など、単に作品を創造するだけでなく、その作品過程の中で生まれて…

・ゼロ記号・・・ジュネーブ学派が提唱した言語の「欠落的対立」。言語は何かあるものを無に対立させることで成立すると言う考え方。多くの言語は、他の特別な形態素から区別されるのではなく、付加的な形態素の不在によって区別される。言い換えると、有徴−…

構造と力

■クラウスを理解するため、以下のものを読む。ていうか斜め読み。走り読み。 ・A・J・グレマス『意味構造論』『意味について』 ・クロード・レヴィ-ストロース『構造人類学』「神話の構造」 ・ロラン・バルト『零度のエクリチュール』「記号学の原理」 明…

■『FORMLESS』「Jeu Lugubre 痛ましき遊戯」を読む。・・・簡単に説明しよと考えたが、またもやクラウスに悩む。・・・もうクラウスムカつく 図版:『ドキュマン』1929,no.7バタイユ「痛ましき遊戯」に掲載されたダリのイラスト がんばってみます。・・・「…

■『FORMLESS』「Abattoir」を簡単に説明。 『ドキュマン』では、「屠殺場」の写真とその他いくつかの写真を除いて、死を思わせるような残酷な写真はほとんどない。というのもバタイユは「屠殺場」において問題としているのは、暴力そのものではなく、その暴…

テクストと写真

■『ドキュマン』1930,no1ロベール・デスノス「ピグマリオンとスフィンクス」 photo. ボワファール ここでデスノスは、バタイユ同様観念論を否定する。デスノスは写真に映っているバルーンを打ち上げられた観念、高められた観念として非難する。これは、ドー…

1929年no.6に掲載された写真。バタイユ「足の親指」の三枚の写真のひとつ。撮影者:J=A・ボワファール ↑バタイユ「足の親指」の英語要約につけらたもの。この足は、キャバレーの舞台から見える足。バタイユはこの足を「フォーリー・バジェー Folies Bergere…

バルト「映像の修辞学」を読む。みすず書房の翻訳には、誤訳がいくつかあり注意して読む必要がある。しかし読みにくい日本語…何だか自分の読解力を疑ってしまうぐらい変な日本語。そんなこんなに悩みながら、およそ12時間かけて作ったレジュメが、たった5分…