2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

時計は電池がないんじゃなくて、本当に壊れていた。この時間から全く動かない。かなりかなり不便。 ■昨日 昨日はうちの大学論集の編集作業。午後8時ごろ要約作業終了。その後焼肉。 ■今日 オリエを読み進める。明日には絶対にC)をまとめよう。それと次読む…

サルトルと写真。

■今日はサルトルの授業。結構面白い。テクストは『存在と無』。 全ての存在は、・・・何らかのものについて(de)の意識である。 なるほど。なるほど。これと〈アンガジュマン〉=自己拘束の議論を混ぜれば、結構彼の言説が辿れるはず。 ■後は講義「写真と所有…

"Le Materialisme Dulaliste de Georges Bataille"のb)二元論の要約 【要約】 この段落では、「生きた体験」に対する直接の言及はないものの、「現実の弁証法」の説明としてバタイユの二元論を取り上げる。バタイユにとってこの二元論とは、道徳における善−…

『絵画と現代思想』

■「フランス哲学思想研究2004年」の論評によれば、酒井健の『絵画と現代思想』にクラウスやアラン=ボワの論評があるらしい。明日、図書で探してみます。 ■読書会。やっぱりまだ文章が丁寧に読めていない。もう少し注意して読まないと。反省。 ■夜は何故だか…

ニーチェを読む

ニーチェ『権力の意志』 616 世界の価値は私たちの解釈のうちにあるということ、これまでの解釈は、生のうちで、言い換えれば、権力への、権力の生長への意志のうちで、私たちの自己保存を可能ならしめる遠近法的価値であるということ、人間のあらゆる向上は…

今日は何の日。

今日は、うどんを食べてたら、小さなゴキブリが入っていた。ついでに、電子辞書も壊れた。それとここ2・3日、時計の電池がなくなって動かない。 今日はあんまり良くない日。 二日前は、二年ぶりぐらいにバイクでこけた(信号待ちの時)。かなり焦った。

バタイユとforce。

■ニーチェ『ニーチェ全集〈12〉権力への意志 上 (ちくま学芸文庫)』終了。なげぇ。次『ニーチェ全集〈13〉権力への意志 下 (ちくま学芸文庫)』 →『権力への意志Der Wille zur Macht』において、二ーチェは、「権力[Macht]への意志」*1を二つの方向によって既…

解説してみる。2

■オリエ"Le Materialisme Dulaliste de Georges Bataille"のa)「目覚め」をもう一度説明。読書会のおかげ。感謝感謝。id:shirime:20050420の説明はかなり怪しい。 オリエは、まずバタイユの論文「神聖なものと悪の結びつき」に基づいて、これまで日の光によ…

読書会。後はバイト。

■朝からサルトルの授業。その後オリエを再読する。やっぱり、やり方を変えたほうがいいかもしれない・・・。僕にとって正面からバタイユの美学を扱うのはやはり難しいし、それほど面白いものではない。明日はオリエの読書会と論文指導。その後もう一回ちゃん…

昨日見た映画。 →淡々と続き、そのまま事故死してボーンって終わってしまった…。

解説してみる。1

■オリエ"Le Materialisme Dulaliste de Georges Bataille"章立て。 a)Eveil [目覚め] b)Dualisme [二元論] c)Le sacre et le profane [聖なるものと俗なるもの] d)L'Homme [人間] →以下においては、a),b)について簡単に説明(あまり説明になっていないのです…

■オリエ"Le Materialisme Dulaliste de Georges Bataille, Tel Qel, 25’(1966)"←読み終える。でもよく分からない。ということで、読書会を開いてもらうことになった。 ■ヘーゲルの弁証法「否定の否定」について調べること。 →参考:バタイユ「ヘーゲルの弁証…

「デリダ、異郷から」@…

■昨日。「デリダ、異郷から」のシンポジウムに行く。 場所は甲南大学。id:seventh-drunkerと二人で行ったものの、二人とも正確な場所を知らず、大学構内を隈なく探し回る羽目に。(日曜日のため事務も開いておらず、いつまでたっても誰に聞いても知らないっ…

広告写真のレクチャーに行く

■広告レクチャーに行ってきました。比較的年齢層が高かったのが結構びっくりした。内容は主に香水広告写真を中心に、そこから読み取れる男性的広告あるいは女性的広告とを見極めていくというものが中心。僕はほとんど香水の臭いがあまり好きではないのでよく…

広告写真のレクチャーに行く

■土日レクチャー2つ。 今日。広告のお話し。 http://www.think-photo.net/lecture2005/0416/index.html 明日。「デリダ、異郷から」 http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-March/000951.html 夜はバイト。 ■『権力への意志』第1書終了。 道徳は、暴力を…

左から右

■本日の授業2つ。フランス語会話とベルクソン『笑い』。 会話の授業で先生が言っていたのだが、現在日本語は文章を左から右、あるいは上から下と読むのが一般。だが戦前頃まで(はっきりとは分かりませんが)右から左で読まれていた。これは欧文の影響がかな…

初講義

■今期初の講義。 ひとつはサルトル『存在と無』の精神分析の講読。もうひとつは、「写真と所有」の講義。サルトルに関する講義は、バタイユとの関係で面白くなりそう(サルトルは、人間の意識を「措定的意識」と「非措定的意識」に分類することで、完全に「…

ニーチェを読む

■ニーチェ『ニーチェ全集〈8〉悦ばしき知識 (ちくま学芸文庫)』終了。 この書物の中心は『善悪の彼岸』と同じように、主に道徳批判が中心。そのなかで、ニーチェは、意識が生の表象にすぎず、生のための道具でしかないと考える。バタイユは、このような考え…

オリエ

■オリエ"Le Materialisme Dulaliste de Georges Bataille, Tel Qel, 25’(1966)" →分かったこと…バタイユの二元論とは、善-悪の対立ではなく(それは-を等価なものと見做してしまう)、善-悪を同じ道程に置き一元的に考えていたということ。…「悪は善の達成され…

■ニーチェ『悦ばしき知識』第4書終了。 盲目を喜ぶ―…私は未来について無知であることを愛し、約束事の待ち焦がれやその早まった味見で身の破滅を招きたくない。(278) →バタイユが雑誌『アセファル』の第二号「ニーチェとファシストたち」で引用していた部分…

バタイユむずい。

オリエ"Le Materialisme Dulaliste de Georges Bataille, Tel Qel, 25’(1966)" を読み進めているけど、全然理解できない。(英訳の方が少し判りやすいような気がする。)参ったな。これが読めないと始まらないんだけど…だけどよく分かりません。何かよい手はな…

整備の日。

半年振りにバイクの整備をする。チャンバー磨き。エンジンオイル、プラグの交換。フィルターの掃除。チェーンの張り具合の確認。2ストオイル補充。後諸々。→おかげでかなりエンジンの調子が良い。…別にたいして行くところはないけど…

ニーチェを読む

■久しぶりに大阪のバイク・ショップ(梅田南海部品)へ。2ストオイル(ヤマハ)とエンジンオイル(ヤマハ)購入。明日は晴れたら整備の日。 ■ニーチェ『悦ばしき知識』第三書 終了。 笑い―笑いというのは、良心の呵責もなしに他人の不幸を喜ぶことだ。(200) 大衆を…

オリエ

少し実家に帰ってきた。明日から学校。 ■オリエ"Le Materialisme Dulaliste de Georges Bataille, Tel Qel, 25’(1966)" これも依然読みかけていたやつ。春休み中に読み終わるはずだったのですが… とりあえず冒頭部分だけ引用。 日の光は、思惟の空間である。…

■今日は大学の入学式。桜が結構咲いていた。 ■ニーチェ『ニーチェ全集〈8〉悦ばしき知識 (ちくま学芸文庫)』第2書 107節「芸術に対する我々の究極の感謝」 美的現象としてなら現存在も、今尚我々に絶えられる。 →ニーチェは、「仮象へのよき良心である芸術…

昨日見た映画。黒澤『天国と地獄 [DVD]』 →ちょっとした列車映画。上からパノラマの町を見下ろす人間と、下からそれを見上げて生きる人間との対比という設定が良かった。最終的には、パノラマを見る人間が、そのパノラマの一部となる。

なし。

■『錯覚の構造』の復習。「ツーリズムとファッション」 →ファッション写真は、非西洋的世界に対しても、それを「他者性」として寄生していく。そこでは、二つの方法が対比的に用いられている。①西洋=合理的/東洋=魅惑的、性的なもの。②写真コード:西洋=…

■Jean-Francois Louetteの邦訳本。エッセイとは何か (りぶらりあ選書)作者: ピエールグロード,ジャン=フランソワルエット,Pierre Glaudes,Jean‐Francois Louette,下沢和義出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2003/03メディア: 単行本この商品を含むブロ…

■今日からまたバタイユ。 以前読みかけていたやつ。 「ドゥニ・オリエ編『聖社会学』兼子正勝・中沢信一・西谷修訳、工作舎、1987」→バタイユの講演「牽引力(attraction)と反発力(repulsion)Ⅰ・Ⅱ」を読む。 笑いはいかなる意味においても対象の上に注意を固…