2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

モンタージュされる身体

イメージによって表象された身体は、何らかの指示対象としてのオリジナルの対象がある。写真のインデックス性とは、まさにこうしたイメージ/レフェラントの密接な関係をよく示している。クラウスのインデックス論もこうした写真の特性を基にして展開されてお…

ゼミ発表

■今日は三人ゼミの日 ティルマンスと安来節とエグストンの発表。どの発表も提出前ということで、気合の入ったものだったが、ティルマンスは、展示方法がよく指摘されているが、それについてはまだのようで、安来節は、いまだに音は聞こえてこず、エグルスト…

大正イマジュリィ学会

■久しぶりに大正イマジュリィ学会に。 北澤楽天の『東京パック』という漫画の話と、北畠華宵のキャラクターデザインの話。後者についてだけ。東の『動物化するポストモダン』における、萌え要素によって作られるキャラクター設定というのが、実はポストモダ…

運動と静止の狭間で

PCの調子が悪い。何もしていないのに勝手に落ちちゃったりする。調べてもらうと、どうやらメモリの不具合のようである。結局病院送りになりそう。…どうも最近ツキがない。携帯は落とすし、メモリフラッシュはなくすし、PCも壊れるし。とりあえず知人にPC借り…

集中講義1

■絵画における物語 バルトやトドロフの物語分析を基にして、それを絵画イメージへと当てはめていく。そのパラレルな関係を見ていくことで、テクスト/イメージの差異を明確に捉えていくことがこの講義の一番の狙いだと思う。ここをはっきりと捉えること。ここ…

▪プチ読書会 ようやく読み始めるTouring Cultures作者: Chris Rojek,John Urry出版社/メーカー: Routledge発売日: 1997/05/15メディア: ペーパーバック クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る第9章「観光と写真的眼」 キャロル・クラウショウ/ジ…

秋を堪能する その3

■今日のゼミに一時帰国している先輩が来るようである。 ■USJに行ってきた。 巨大キティと巨大ツリーに出迎えられ、様々な「アメリカ」的なものをいやというほど感じさせてくれた。 ほとんどの乗り物が、映像を使ったもので観客を楽しませてくれる。立体メガ…

写真の痕跡の痕跡化

■中ハシ克シゲ展 ZEROs−連鎖する記憶− 滋賀県美から参加者全員で写真でできたゼロ戦を運び、比叡山高校の近くで燃やすというプロジェクトに参加。 中ハシは、写真によって一ミリ単位で空間・時間を層状に重ね合わせ、それを組み合わせながら、彼の中心的な主…

二本見る。降霊 ~KOUREI~ [DVD]出版社/メーカー: タキ・コーポレーション発売日: 2000/06/23メディア: DVD クリック: 68回この商品を含むブログ (51件) を見る驚くほど怖くないホラー映画だった。むしろ、レストランを出て行く幽霊の動きのほうがよっぽど怖…

フランス語会話と関西弁

■今日から こちらは日本語を教えるという条件で、フランス語会話を教えてもらうことになった。自分のフランス語力はほとんど進歩していないのを痛感させられたのだが、彼女のほうは、関西弁とメールでの口語的な文章(絵文字など)に頭を抱えていた。でもこん…