2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

知りすぎていた男 [DVD]出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン発売日: 2005/12/23メディア: DVD クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見るヒッチコック。初期の『暗殺者の家』のリメイク版といわれているもの。ヒッチコック自体がこ…

『ドキュマン』

Erland NORDENSKIOLD("Le balancier a fardeaux et balance en Amerique"1929,4) A.EICHHORN(ベルリン民族誌博物館の保管者"L'Ile magique"1929, 6) Louis CLARKE("L'art des iles Salomon"1930, 5) Dr. Ralph von KOENIGSWALD("Tetes et Cranes"1930,6) Zde…

Annales

■「想像の共同体」を読み終える。言語や写真時計、地図、さらには歴史、記憶/忘却などの様々なメディウム=イメージによって作られた共通のイメージによって思い描かれたものこそが「国民」という定義。論理展開はベンヤミンを基にしたスタンダードだと思う。…

建築的隠喩

ヴィドラーもひと段落着いたので、そろそろ本題に。Against Architecture: The Writings of Georges Bataille (October Books)作者: Denis Hollier,Betsy Wing出版社/メーカー: MIT Press発売日: 1992/02/25メディア: ペーパーバック クリック: 1回この商品…

読書会

■ヴィドラー読書会 心理学、精神分析を基にして空間―主体のワープを初期アヴァンギャルド-モダニズム-ヴァーチャル・リアリティと連続性を読み取っていく。言いたいことはわからないでもない、とみな口々にって今日は終わり。

贈与

■贈与 今期で仕事を変わるバイトの人が、何故か最後だからといって私にプレゼント(クッキーの詰め物らしい)をくれる。モース「贈与論」関係の論文を読みながら、考えてみるがよくわからん。ただいえるのは、ポラニーの言う「再分配」のシステムは成立しそう…

ライトの唯一の誤算

■ライト坂 を登り、ヨドコウ迎賓館に。天井が低く、それぞれの部屋が細かに繋げられており、非常に圧迫感のある建築だった。それは、この建築のほとんどが直線的なラインによって構成されていることにも原因があるのかと思う。またライトは、日本の気候に配…

■読まなくてはいけないのに、ついついほったらかしにしていた本の一つ目。想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行 (ネットワークの社会科学シリーズ)作者: ベネディクトアンダーソン,Benedict Anderson,白石さや,白石隆出版社/メーカー: NTT出版発売日: 19…

ヴィドラー

■ヴィドラーレジュメ作り② ヴァーチャル・リアリティの特徴として挙げられているもの。 →コンピュータープログラムの自動性/観者に対する盲目性 …だけどその前に、それぞれの用語の意味がよくわからないのは辛い。まずはそれから。そういう意味でもこの論文…

ベルリン美術館

■ベルリン美術館 →ヴィドラー(ヴィリリオ)が言う「塹壕的な(bunkerlike)」空間のひとつ。

ワープしてワープする

■ヴィドラー読書会1回目 warpという言葉の意味は、「ひずませる、歪める」という意味であるのだが、日本語としては、その本来の意味を越えて、ある場所から別の場所へ、またある時間から別の時間への瞬間的移動という意味があるように思う。ヴィドラーがどれ…

ヴィドラー

■ヴィドラーの読書会の準備 ヴィドラーの基本的な立場として、空間を単なる客観的で受動的な対象とみなすのではなく、主体の投射/投入を常に要求する場として考えるている。そのため、主体は空間をhomely/unhomely(フロイト「不気味なもの」)として、・・・…

『マスメディアとしての近代建築』

■『マスメディアとしての近代建築』 ロースとコルビュジエの建築をメディアとして捉えるという彼女の出発点となるのが、建築写真、あるいは建築雑誌に対するそれぞれの態度。ロースが建築写真を本来の建築を再現するものではないと否定したのに対して、コル…

視文研

■視文研の発表について は色々反省すべき点があった。「「ここに足の親指」の写真があります…」という文章からはじめるべきであった。全体の構成ができているならそれをシャッフルさせて、逆さから議論を展開していくようなアクロバティックな発想が必要だっ…

視文研

■視文研 自分の原稿で、何が面白く、何が面白くないのか考えてみる。自分がわかっていなくて人から言われ、ここが面白いと気づくときもある。また逆も同じ。面白いと思っていたものが実は、まったくつまらなかったりする。たいていそういうときはすごく凹ん…

バルト

■バルト「写真のメッセージ」 を久しぶりに捲る。論旨の繋ぎとして使ってみる。後はチョーハードなダイエット。

小津一本。麦秋 [DVD]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2005/08/27メディア: DVD クリック: 13回この商品を含むブログ (32件) を見る→メモまでに。シークエンスとシークエンスの間をつなぐ人物のいない風景描写とハードフォーカスによって背景をぼかし、人物を…

ヨドコウといえば、…物置(サビに強い)。

■フランク・ロイド・ライト →神戸の芦屋にあるヨドコウ迎賓館。今ならもれなく雛人形も見れる。

マスメディアとしての近代建築―アドルフ・ロースとル・コルビュジエ作者: ビアトリスコロミーナ,Beatriz Colomina,松畑強出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 1996/06/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (12件) を見るを読み…

視聴覚文化研究会

■告知第二回視聴覚文化研究会〜修論卒論発表会〜 (→視聴覚文化研究会についてはこちら) 於:京都精華大学 黎明館001●3月11日(土曜)司会:太田純貴(京都大学大学院) 時間:13時〜 1,太田賢佑(京都精華大学) 「ジョゼフ・コーネル論−アトリエ、ファイ…

『くり返し』

アルトゥール・ジミェフスキ『くり返し』を見に行く。 → この実験で人間の内部に潜む暴力がいとも簡単に時間・空間を越えて繰り返された。それによって確認される人間性。作者であるジミェフスキは、このことを前提としてこの実験を製作しており、これは1971…

美学会

■美学会の準備で走り回る。何かと気を使った一日であった。うちでの学会はもう遠慮しときますという感じ。

もうやめようかと思いつつウォーターズを見る。シリアル・ママ【字幕版】 [VHS]出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ発売日: 1997/01/24メディア: VHS購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (15件) を見る→初期の作品から段々毒が抜けていっているよ…

■バイト が続く。

ジョン・ウォーターズ2本。I Love ペッカー [DVD]出版社/メーカー: 日本ヘラルド映画(PCH)発売日: 2000/06/07メディア: DVD クリック: 13回この商品を含むブログ (24件) を見るデスペレート・リビング [VHS]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 1986/07/21メ…