2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

視文研

ようやくできた。本展の批判すべき点がよくわからなかった。とりあえずほめておいたので、観客の皆さんが私を批判することが、この展覧会の批判と繋がるのではないかと思いたい。では寝ます。

左肩下がりのリクルート

■結婚式の前に、澤田知子「マスカレード」展に行ってきた。 聞くと、女性のお客さんのほうが多いようである。彼女の作品に一貫しているのは、「顔」というマスクによって、IDを複数化することだと思う。 コギャルシリーズの続きとして製作された今回の「マス…

結婚式

今日は結婚式にいってまいります。

ムカデに噛まれました。

■夜中三時ごろムカデに足を噛まれました。しかも足の親指。30分ほど格闘して、ついに捕獲。おかげで眼が覚めました。 ■世界の解剖学図鑑 http://www.nlm.nih.gov/exhibition/historicalanatomies/bourdon_home.html →Amé Bourdonによる〈 Nouvelles tables a…

食肉処理施設

エリ・ロタールやエイゼンシュテインが撮影したラ・ヴィレット村は、現在科学の産業の都市として生まれ変わり、その当時の屠殺場があった痕跡はほとんど見られない。非常にきれいな場所であった。 この話を読んでいて思い出すのは、私の小学校の近くにあった…

告知

■告知 今回は展評をやります。 第四回視聴覚文化研究会 日時:8月1日(火) 時間:午後一時〜 場所:神戸大学文学部(163号視聴覚教室) http://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/bun-ri-nou.htm#themap の一番の校舎 1. 「ワイマール・ドイツにおける/…

ヘイワードギャラリー

■ヘイワードギャラリーでは以前にもシュルレアリスム展覧会が開催されている。 1978年〈Dada and Surrealism Reviewed〉 http://www.amazon.co.uk/gp/product/0728701480/202-4198131-6808601?v=glance&n=266239またその他有名なシュルレアリスム展覧会L'Amo…

展評に向けて

■今回の発表は展評をする。 つまり、作品を使いながら、できる限りわかりやすくバタイユと『ドキュマン』について説明するのが今回の課題。恐らく自分もわかってない部分がわかりにくいのだろう。例えばフォルムの変形と抽象化ってどう違うのかを説明すると…

大阪へ

今日は大阪へ。結婚式の前準備というか、アルバム製作で大阪に呼び出し。会場のランチを食いながら、色々結婚前の不安や悩みを聞く。うれしい悩み事だが気が常に落ち着かないらしい。

文芸学研究会へ

■文芸学研究会と称して神戸女学院に行ってきた。 オープンキャンパスもやっており、ついでに案内してもらう。 それはさておき、一本目は、DHロレンスの『虹』における詩人テニスンへの言及意義とは何かというものだったが、簡潔にいうとテニスンとロレンス…

カタログを読む

■展評のため 展覧会のカタログをひたすら訳し始める。 色々細かな情報がわかってきた。例えば特に写真が用いられだしたのは第6号からとか、ボワファールとロタールの「ドキュマン」に対する貢献度の違い、ナダールのスタジオから借りてきたポートレイト写真…

奇形の身体として「シクルイ」

■友人に薦められ漫画『シグルイ』(1巻〜6巻)を読む。シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)作者: 山口貴由,南條範夫出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2004/01/01メディア: コミック購入: 4人 クリック: 259回この商品を含むブログ (268件) を見る小説を基…

生い立ちアルバム

■友人が今月末に結婚する。 ということで、私が「生い立ちアルバム」なるものを作るように頼まれ、膨大な数の写真が送られてきた。とりあえずサンプルを探してみる。 http://www.goramfilm.com/profielvideo.html http://www.prifie.net/cinema/message_cine…

ポピュラー音楽学会

■ポピュラー音楽学会 に行く。音楽における理論と実践(批評)の乖離を認識した上で、その間を美学的なタームで繋ごうとするもの。これは音楽に限ったことではない。写真でも、絵画でもいえること。バタイユと『ドキュマン』の関係も同じことだと思う。 ただ、…

『カンバセーション』分析

■『カンバセーション』分析 の発表が終わる。この映画には、最初のシーンを含めジオラマみたいなものが結構出てくる。それにはほとんど触れていないが、そういう意味を込めて最初のシーンを分析したのだが、それだとどうしても、最後のシークエンスの主人公…

芸術学/心理学

■心理学の学生の発表を聞く。 内容は、男性ヌードから現代のセクシャルアイデンティティを考察していくと言うもの。その例として挙げられていたのが、鷹野隆大と小林丸人、後おまけでメイプルソープ。手探りのキッス―日本の現代写真作者: 東京都写真美術館出…

フォルムとアンフォルム

前に行ったバタイユの展覧会のカタログを読み始める。「アンフォル」の説明で少し問題になっていたのは、当時の「フォルム」の議論。例えば抽象芸術、構築主義、幾何学原理などの議論にある意味反論するかたちで、あの論文が書かれたようである。このあたり…

エビちゃんシアター的

■京都精華大学の授業で発表させていただく。 ゼミの授業と思いきや、大学院の必須授業とういことで、大体30人ぐらいの学生さんに聞いてもらう。何となくは理解してもらえたようである。製作系の人がほとんどなので、逆に後で聞いた感想が新鮮であった。「エ…

コーネルとコラージュ療法

コーネルの発表を聞く。 複製のパンフレットをもう一度写真に複製し、それを作品へと構成していく。この二つの複製には大きな違いがあるように思う。前者は、コレクションとして所有するための複製のパンフレットであり、ある意味コーネルがその対象そのもの…

エビちゃんシアター

やっとゲットした。CanCam 増刊 エビちゃんシアタースペシャル版 2006年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/04/22メディア: 雑誌 クリック: 40回この商品を含むブログ (29件) を見る新しい彼氏は、エビちゃんのために風船の中に指輪を隠し、…

タクシーの空間

マレーシアでは結構タクシーに乗っての移動が多かった。全く知らないおっさんとタクシーの空間とは非常に奇妙なものであった。やたらと観光名所をアナウンスしてくれたり、そこで止めろと言うのにいい場所知っているからとなかなか止めない奴とか、後は日本…