2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一足先に『ラスト・コーション』を見に行ってきた。 アン・リーのこの映画は、常にリアルとフィクションというの二つの境界が交差して物語が展開している。舞台となっている上海は日本の占領下におかれ、虚像の権力に反旗を翻す演劇を行う学生が物語の中心と…

モンザン

マリ=ジョゼ・モンザンの『Homo spectator』を読み始めてみる。光の中で生まれてきた生物が再び洞窟の闇の中かに回帰して、壁に自分の手のイメージ(インデックス)を残したのはただ事ではないのだ、というはなし。今日は指導教官と面談の日。広い自宅に招待…

30 jours de nuit

デヴィッド・スレイドのホラー映画『30 jours de nuit』を見に行った。 かなり期待して行ったのだが、期待はずれ。 まず設定は、アラスカの僻地でこれは『遊星からの物体X』を連想させてしまう。ゾンビ(吸血鬼?)はゾンビで『マトリックス』にでてきそうな衣…

Theorie des images

2008年一発目Giovanni Careriのゼミが始まる。ちゃんとついていけるのだろうか…不安。ひとまず紹介された文献を挙げていく。・ユベール・ダミッシュ Théorie du nuage. Pour une histoire de la peinture, Paris : Le Seuil, 1972. ・ジャック・ル・ゴフ Le …