目下フランスの考古学・先史学の歴史を調べている。パリ郊外にある先史美術館で2年ほど前に神父であり考古学研究者でもあったHenri Breuilの展覧会があったようだ。彼は20世紀のフランス考古学の権威と呼ばれた人で、ラスコーの研究にも大いに貢献した。その…
Laurent Olivier,Le sombre abîme du temps : Mémoire et archéologie 2007 考古学とは常に過去の遺物を物質的対象としている。だがこの対象に根拠を置く限り本来その方法の中に矛盾がある。というのも過去の遺物を過去のものとしてはなく、「現在の」過去の…
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