オノデラユキ展

shirime2005-02-05

オノデラユキ写真展に行く。
→彼女にとって問題は、写真あるいは現実のリアりティを排除し、実体あるいは物質そのものを写真に提示することができるかということ。そのため、彼女は<不在>や<擬態>について多く語っていた。だが僕が初めて見たときは、彼女の写真には何となくアクチュアリティよりもリアリティの方が重要視されているように感じた。例えばガラス玉それ自体を被写体にした「真珠の作り方」などは、ガラス玉が何となく観念的な光の玉のように感じられた。(これはボワファールのバルーン写真と類似しているような気がしました。・・・全然関係ないと思うけれど、)
写真『ドキュマン』2,no.1 photo.ボワファール