東京から帰宅。

shirime2005-03-24

東京観光から帰ってくる。昨日見に行った美術館・ギャラリー。
■白熊写真展(http://www13.plala.or.jp/sd602kingyo/)
→この写真展は、以前はインターネット上で公表されていたものを、あえて今回は展覧会という空間に提示してみようとするもの。確かに、インターネットの中では、そのヴォリュームやスケールは決して体感することのできないものであり、ある意味リアルなものといえるかもしれない。一挙に多くの作品を知覚することは、決して画面では味わうことのできないもの。その部分は非常に面白かった。だがインターネット上でも可能な部分もあるのではないかと少し感じてしまった。例えば、便器のモンタージュ写真などの作品は、展覧会という空間に提示することによって、逆にもう一度美学的な枠組みに組込み直しているのではないかと思う。むしろあのような作品は、むしろインターネット上で提示する方が良いのではないだろうか??(すみません、勝手なことばっかり言って・・・何となくそのように感じました。でもウォシュレット・タイプのトイレというのは面白かったです。)
■東京現代美術館(www.mot-art-museum.jp)
→ロイ・リキテンシュタインが観たかったので。後は常設展をフラフラと見て回る(この時点で結構疲れた。)
■東京写真美術館(http://www.syabi.com/)
小林伸一郎の「シャネル銀座ビルディング」の解体から完成までの写真が撮影されていた。あんまりよくわからなかった(「ドキュメントとして撮影するよりも、アートとして撮影した・・・」みたいなことを小林はビデオ・クリップで言っていた。僕はむしろドキュメントとして厳密に撮影する方が面白いのではないかと思ったのだが・・・例えば撮影時間・場所・天候・気温などを細かに記述した写真集というのも面白いと思うのだけれども・・・)
→「スペイン現代写真家10人展」さらによくわからなかった。
 
■でも今回の旅行で、一番面白かったのは、東京という場所にいる(僕から見れば)異常なほどの人の数だったように思う。ムカムカしながら人ゴミのなかを歩きながらも、こんなことは決して神戸や大阪では体験できないものだろうと感じた。・・・今回は人のいる場所へ、人のいる場所へと向かった旅行だった(いつもは、人ごみは嫌いなんだけど)
写真は・・・どこだったか忘れた。東京のどこか。