なし。

■『錯覚の構造』の復習。「ツーリズムとファッション」
→ファッション写真は、非西洋的世界に対しても、それを「他者性」として寄生していく。そこでは、二つの方法が対比的に用いられている。①西洋=合理的/東洋=魅惑的、性的なもの。②写真コード:西洋=事実的(白黒)/東洋=映画のシークエンス的・雰囲気重視(カラー)。これらの方法によってファッション写真は、東洋を「ハーレム的」「性的」「魅惑的」イメージに構成する。
↓議論の中で出てきた『マリ・クレール』1994(日本版)