また京都。

shirime2005-10-18

■昨日
昨日は京都の大学の授業を受けに行く。テキストはイブ・ミショー『芸術の危機』。授業の雰囲気としては、先生一人が盛り上がって生徒は静かな感じ。折角面白いテキストなのに少しもったいない気がした。

■内容
アヴァンギャルド運動が盛んなフランスの近代美術館が実は、ニューヨーク近代美術館の建設の後にできたというはなし。つまり、それほどフランスという国の芸術は、「過去の遺産」にしがみついた保守的なものだということ。
→おそらくこれは、1920〜30年代における写真と芸術との関係にも言えること。当時フランスでは写真が、ドイツやロシアほど、ひとつの芸術作品としてはなかなか認められなかった。

その後コーヒー飲んで、飯食って帰る。かえってビデオを3本見ながら眠りに落ちる。
■今日
『FOLMLESS』の《figure》の章をだらだらとよむ。