装飾的なものとアンフォルム

■“Painting as a Language. Why Not? ” Carl Einstein in Documents,Rainer Rumold, October107,75-94
→ほぼ読み終える。面白かったのは、ユベルマンやクラウスを引き合いに出しながら、視覚的な意味での(つまりアインシュタインにおける)アンフォルムがフォルムの対立項ではなく、「装飾的なもの」と対置されていたこと。この「装飾的なもの」とはアドルフ・ロースによるもの。またここでのアンフォルムとは、レリスやバタイユが『ドキュマン』で述べたような意味でのアンフォルムと区別される。著者によれば、あくまでも彼らのアンフォルムは言語的イメージの問題(「批評辞典」のように)。この意味でこの著者は、ジェイとは別の立場をとっている。
→まだなんとも言えないので、もう少しコンパクトにまとめてみる。
■Walter Benjamin Carl Einstein et les arts primitifs,
Jean-Maurice Monnoyer
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