「類似」と「接触」

ユベルマンの読書会のときにも思ったのが、「ナナフシ」の類似の話と「イメージ-コンタクト」の接触の問題とはどう繋がっているのだろうか。「類似」と「接触」とどちらも従来の視覚に対する抵抗には違いないのだが…。恐らく、これが、アラン=ボワがユベルマンの『不定形の類似』を批判する部分に繋がるのだと思う(『アンフォルム使用説明書』)。『不定形の類似』では、専ら「類似」だけが問題とされている(この面白さは最近わかってきたけど、どうもこの二つは繋がらない)