フェイスロボット

shirime2006-12-30

■フェイスロボット
デュシェンヌ・ド・ブローニュが行ったような顔の表情の電機分析は一見馬鹿らしいニセ科学のようなものしてみなされているが、現在においても顔の表情に対する科学はずっと続いている。現在では、その表情の分析を基にして、バーチャル世界でよりリアルな顔の再現が作り出されている。何故か尾に執着するのかと言うと、顔の表情が最も人間の内面=感情を表していると考えているから。つまり喜怒哀楽の感情はそのまま顔に表出されると考えている。言ってしまえば、心身一元論的の最も基本的な素材となるのが顔なのである。現在でもやっていることにそれほど変わりはない。それがフェイスロボット。
http://www.softimage.com/products/face_robot/video_gallery/Default.aspx
■調べること
遠藤知巳1996 「<顔>の上に書く――デュシェンヌ・ド・ブローニュの電気生理学」 『思想』861