土産もの1
■ベルリン映画祭→ここ
でベルリンの町は活気にあふれていたように感じた。何を言っているのかよくわからなかったが、テレビにはデニーロとマット・デイモンのインタビューが何度も流されていた。そこで岡本喜八の映画を一本見てみたのだが、彼のマッチカットのすごさに圧倒された。他国の人と日本人では笑い部分が異なっていたとはいえ、お客の反応は結構よかったのではないかと思う。
Photography and Surrealism: Sexuality, Colonialism and Social Dissent
- 作者: David Bate
- 出版社/メーカー: Tauris Academic Studies
- 発売日: 2004/03/01
- メディア: ハードカバー
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そこで彼は、シュルレアリスムを「驚異的で非合理的なものの芸術へ向かう現代的運動」として記述している。この著者のBateによれば、この時点での評価が現在まで続いているという。実際シュルレアリスムは、ダダとは異なり何らかの新たな概念を生み出そうとしていたにもかかわらず、それらは同じカテゴリーで「直感的な」運動として解釈された。こうした解釈を再度問い直す装置として写真および、セクシュアリティなどの分析を行うというのがこの著書の目的。こうした受容を無視するわけにはいかないように思うが…この出発点には大いに納得できる。