ランブイエ3・・・やたらとゴージャスなヴェルサイユ

ヴェルサイユ宮殿を見ぬ者は栄光というものを本当には知らない」というシャトーブリアンの言葉にあるように、すべてが巨大でとても豪華。1661年からおよそ50年かけて作られたこの建物は、当時フランスの中でも超一流の建築家、造園家、装飾家の手によって水も木もない不毛な場所に建てられた。
というわけで何もかもがものすごく豪華。
しかしながら、そのモニュメントさながらもっと豪華なのが、その料金。宮殿に入るのが7.50ユーロ、庭園+大噴水際で6.00ユーロ、さらにトリアノンで5ユーロ。合計18.50ユーロ。
3−5ユーロぐらいがフランスの文化施設の平均的な値段。だから非常に高く感じる。
この料金に見合うほど凄いのかと期待しつつ行いくが、大して興味もわかず残念。
諦めて、トイレをして帰ろうと思いトイレに行くが、ここでもヴェルサイユの豪華さにやられる。フランスでは、料金が必要な公衆便所が多くあり、比較的綺麗に保たれている。平均的な料金は0.50ユーロ。しかしヴェルサイユの公衆便所は、約三倍の1.50ユーロ。
あまりに腹が立ったので、そこらへんで立ションをして帰る。