ベルクソン

shirime2005-01-30

■Pierre Truchot,"Pour une esthetique bergsonienne"
予習の続き。ベルクソンの美学に関する論文。

〈アン-フォルムなin-forment〉絵画的物質、つまりそれは生命の流れに属する物質にフォルムを与えることなのである。(Truchot)

著者はタブローを純粋な質と表面に分類し、その質に潜在的に備わっている不可視な力を見るのが芸術家の特権だとする。この力こそをベルクソンの主張する(非空間的な)時間的物質のうちに見出す。
→確かにベルクソンの解説は理解しやすいものだったが、作品分析になるとダラダラと同じことの繰り返しでイマイチ。・・・あと僕自身の話だが、やはりベルクソンの<美学>はあまり好きになれないような気がした。何となく退屈。んん・・・ただ何となくなので大した理由はないんだけど・・・かといってバタイユの<美学>が絶対とも思わないけど。
■分析に使われた作品。Nicolas de Stael"Ciel a Honfleur"
■レポートが全然進まない。