ミステリー・トレイン2

■ミステリー・トレインの時間に関する資料

  • ムービング・パノラマのサイト。押すと動きます。(http://www.belletam.net/family/images/360/panoramas.html)
  • ギルブレズ夫妻:テイラーの「科学的管理」をさらに映画へと適応。(http://www.archive.org/movies/details-db.php?collection=prelinger&collectionid=OriginalFilm)→ギルブレス夫妻は労働者の動作を撮影し、そのフィルムを科学的に検証し、その最も能率的な動作を再度被験者である労働者に行わせた。彼らは、映画のフィルムから労働に最も適切な方法を見出すことが最も適切な方法だと考えた。労働者の作業の動きをフィルム上で一度分割しその後、統合するという彼らの方法は、写真におけるマイブリッチの方法と同様と考えることができる。

○三つの物語からなる「ミステリー・トレイン」において、如何にして時間的統一性が保たれているのか?→おそらく規定時間に走る列車、あるいはラジオが知らせる時間は常に決定的な時間として三つの物語の時間を共有することができる。つまり科学的(メディアの)な時間による時間の認知。
○フィルムの前後のパノラマ的なシークエンス→観者も乗客の一人としてそのフレーム内のパノラマを見ていることになる。