独り言1

■集中第一日目。広告に関する講義。まずは「寄生の美学」としてのキッチュキッチュの美学は、「真正な」美学が自律的(自己充足的)であったのに対して、あらゆる状況や形態に寄生することで成立する。これもひとつの美学。…では、バタイユの美学もこのような規制としての美学のもとで考えることができるのではないのか?つまり、バタイユがこれま「芸術」と呼ばれてこなかった対象(例えば、ハエ、埃‥)をある種の芸術として取り上げるならば、それはある意味「寄生の美学」と呼ぶことができるのではないか??(以前もそんなことを考えたがうまくいかなかったのですが…)今読んでいる論文で、ダミッシュはこれを「パレルゴン」によって説明しているのではないかと思うのだが…あまり良く分からない。
■補足:「ヴァナキュラー写真」について調べるべし。