シュルレアリスム写真とドキュメンタリー写真

■ひとつ考えなければならないのは、
『ドキュマン』のなかで、ボワファールの足の親指の写真をシュルレアリスム写真(クラウス)として考えても、そのほかの写真、例えばハエの写真や煙突の写真も同じようにシュルレアリスム写真とは言えないのではないかということ。つまり、それらの写真を分けて考える必要があるということ。(例えば、ドキュメンタリー写真やユベルマンの言うコンタクト・イメージなどなど)。