また京都。

shirime2005-10-31

■京都へ。
イブ・ミショーの著作のタイトルでもある「芸術の危機」というのは、わかったようでわからない言葉。現に今もいたるところに「芸術」は存在している。そのため、実はここで彼が問題とするのは、「芸術の危機」ではなく「芸術〈表象〉の危機」。つまり彼は、制度・メディア・美術館を含めた「芸術」という表象を問題としている。だが、なぜそれが「危機」なのかは、やっぱりよくわからなかった。じゅうぶん「芸術」と呼ばれるものは表象しているし、私自身をそれを勉強しているではないかという気がした。
→もう少し読んでみないとわからない。
その後お茶して帰る。
■読み漁る。
まずは原点に戻っていろいろ読み漁るクラウス「グリッド」、ジェイ『伏目』、バタイユの論文、カール・アインシュタイン「」。
問題はグリッド対アンフォルム。