もう一度あの図式で考えて見ましょう

■少しバタイユの建築について考える。
バタイユの建築論が、一方でメタファーとしての建築であり、他方で現にある建築の両方を示しているとするなら、この関係は、非存在(見えない)/存在(見える)という複合的な関係を示している。
と、ここで、再びあの図式の登場。つまりA/nonAの複合項が「建築=S」ということになる。では、ここで「建築」という複合項自体をどうやって否定するか??
ここでイェルムスレウの[融即的対立関係]、もしくはブレンタンの[中間項]が問題となる。
ここで問題なのが、バタイユ自身の建築批判の方法。バタイユは、例えば、バスティーユや近代絵画などの眼に見える形での変容によって建築批判を行っている。
これをもう一度あの図式に当てはめてみると…
この先は、まだ謎。どうやってバルトの言うゼロ項を生み出すかということが問題。
ついでに
この辺について、この本を紹介してもらった。

誘惑論―言語と(しての)主体 (ノマド叢書)

誘惑論―言語と(しての)主体 (ノマド叢書)

で、明日発表やり直しという通達が昨日でたが、この辺で勘弁してもらおう。
■授業かわいい論
グレムリンのようにかわいいが次々ときもいものへとなり、「きもカワ」になっていくのが何となく納得。