テクストとイメージ

■テクストとイメージの関係について考えてみる。
先日カタログ論の話を聞いてきたのでこれを自分の議論へと繋げるのではないかと無理やり考えてみる。18世紀のテクストだけのカタログにおいては、その原画をイメージ化するのは言語の役割であった。つまりエクリチュールによってできるだけその対象を描写していくことがカタログの主な目的だった。それがエッジング、版画、写真とイメージがカタログに挿入されていくにつれて、テクストの役割が描写から解釈へと変わっていった。これをもとに『ドキュマン』のテクスト/イメージを考えてみる。

美術カタログ論―記録・記憶・言説

美術カタログ論―記録・記憶・言説

ついでに、これを読んで、大塚国際美術館への旅行を決定する。