シュルレアリスムのヘーゲル受容
■マーティン・ジェイ「ルフェーブル―シュルレアリスムとフランスにおけるヘーゲル主義的マルクス主義の受容」を読む。
→WWⅡまでにフランスには主に二つの方向から「全体性概念」への受容があった。その一つはデュルケームの有機的全体性を頂点とするコント的実証主義、もう一つは、シュルレアリスト(後ベルクソン、ソレルなど)の反科学主義的非合理主義(パスカル的直観主義??)。とくにシュルレアリストは、その全体性概念を当時としてはあまり知られていなかったヘーゲルの弁証法理論から引き出している。
■アウシュビッツ
- 作者: アート・スピーゲルマン,Art Spiegelman,小野耕世
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1991/08/01
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