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バタイユのエロティシズム論において問題なのは、その議論が、自分の経験的な部分から出発しているため、結局それを引き起こす対象については曖昧なことしか言っていないということ。バタイユが内的体験を喚起する対象イメージは、いくつかあげることができるが、それ自体については、美術史や考古学的な言説の説明しかしていないように思う。そう考えると、バタイユがエロティシズムを喚起される対象を一般的に定義するということは難しいのか。一般化してしまえば、バタイユの議論なんて面白くなくなってしまうと思うけど、少し考えておく必要がある。・・・
■マンガ
- 作者: 楳図かずお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/07/01
- メディア: 文庫
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楳図の「漂流教室」を分析することになった。参考になるサイトをあげておく。
・楳図のオフィシャルサイト
・半魚文庫
問題となるのは、落ち着いたコマ割りとその不連続性なつながりの関係。それと、妙にリアルな描写とセリフ。人物描写自体にはほとんど動きがないように思う。後は語り手の問題、「母さん」というのは何時・どこで語られているのか。