shirime2007-07-08

◆ウメズの「恐怖マンガ」
ウメズは自分の作品を怪奇マンガとは呼ばずに「恐怖マンガ」と読み替えたことによってウメズの漫画家としてのキャラを確立したと言われている。これは自身の作品を「物理的恐怖」から「心理的恐怖」へと転換していったと語られる際によく言われる言葉。

僕は「怪奇」というのにはちょっと抵抗があって、怪奇というのは見た目が怪奇というわけですよね。…外見的にグロテスクを大体意味する。そうじゃなくて、見えなくても、なんかゾッとするような話という感じがあるはずだから、怪奇というのはすごく抵抗があると思ってそれで「恐怖マンガ」と銘打ってこのお話をお送りしますと書いた。  (『恐怖への招待』より)

◆楳図然り、驚きや恐怖の表情&まなざしについて考えている。
ちなみにこれはばいあぐらをゲットしたときの驚きの顔。