聖骸布

2010年に、10年ぶりにトリノの聖骸布がご開帳するようである。
http://www.christiantoday.co.jp/main/international-news-1576.html

キリストの身体―血と肉と愛の傷 (中公新書)

キリストの身体―血と肉と愛の傷 (中公新書)

これとベルティングの『イメージ人類学』をあわせて読む。肉々しい話が続く。ベルティングはメディア・身体・イメージという枠組みですべての歴史的、空間的なすべての領域を捉えなおそうとしている。そのため彼にとってデジタルメディアも絵画も映画もすべて身体を介してのメディアとして捉えられる。これはこれで問題。それと「人類学」とベルティングがあえて言うのは、単に哲学あるいは、メディア論(ドゥブレ)におけるイメージ論に歴史性(メディア・技術自体が歴史によって変化する)を与えるための理由づけのような気がしてしまう。