アルタミラ洞窟

アルタミラ洞窟(北スペイン)への旅行の計画を立てる。

本物のアルタミラ洞窟が2011年度から制限つきで入れるという噂を聞いたが今のところは駄目なようだ。

■文献

現象学からルロワ=グーランを解釈していくもの。

痕跡学として先史学を捉えなおしていくもの。

パリ 博物館

■パリの博物館

ムラージュに行くには、予約が必要。
■ドイツの考古学の黎明期のAdolf Bastianに関する本を発見。

値段を見た後で、ネットのほうが安く買えると考えたが、実は同じ値段だった。結局送料などで高くつくことになった。ドイツで出版された英語本は海外では入手困難な場合が多いのかと反省。買っとけばよかった・・・
■科学とイメージ

Objectivity (Zone Books)

Objectivity (Zone Books)

ペーパーバックで再販されたので購入。Dastonは現在ベルリンのマックス・プランク研究所の科学史部門にいるそうな。
http://www.mpiwg-berlin.mpg.de/en/staff/members/ldaston

ゲーム論とミメーシス

■テレビゲーム論について少し考える。

拡散するサブカルチャー―個室化する欲望と癒しの進行形 (青弓社ライブラリー)

拡散するサブカルチャー―個室化する欲望と癒しの進行形 (青弓社ライブラリー)

テレビゲーム文化論―インタラクティブ・メディアのゆくえ (講談社現代新書)

テレビゲーム文化論―インタラクティブ・メディアのゆくえ (講談社現代新書)

テレビゲーム解釈論序説/アッサンブラージュ

テレビゲーム解釈論序説/アッサンブラージュ

テレビゲームと癒し (今ここに生きる子ども)

テレビゲームと癒し (今ここに生きる子ども)

■今回の美学会の発表で、どうしてもミメーシスについてうまく説明できなかった。ということで、
Mimesis and Alterity: A Particular History of the Senses

Mimesis and Alterity: A Particular History of the Senses

もともとベンヤミンの研究者だそうだが、彼のミメーシス論を基に、人類学におけるミメーシス(ダーウィンのビーグル号航海の逸話や、フレイザーの共感呪術など)を論じている。
■ついでにこれも。物質文化論
セヴェラルネス 事物連鎖と人間

セヴェラルネス 事物連鎖と人間

奈良を見仏する

shirime2010-05-27

ちょっと気になったので、「キトラ古墳壁画四神」特別公開展を見に行ってきた。
知らなかったのだが、壁画の腐食を守るためにダイヤモンド・カッターなるもので、すべての壁画を剥がし裏打ちして保存するという作業が文化庁の指示のもとずっと行われていたようで、今回で四面すべてがはずされ、一般公開に至った。
飛鳥資料館HP
いくつかは完全か形で残っているが、玄武はすでに絵が消えかかっている。学芸員の事前の説明によると、消えている部分は想像してくださいとのこと。想像できないから目に見えるかたちで保存したにもかかわらず、またそこで想像してくださいっていったいどういうことなのかと突っ込みたくなる。。

その後は、奈良観光。せんと君には会えなかったが、いとうせいこうみうらじゅんの『見仏記』をガイド本として聖林寺の十一面観音に会いに行った。いとうせいこうが言うように、いつから仏像が信仰の対象から「見仏」の対象になったのかは知らないけれど、僕が中学生の遠足で行ったときよりもはるかに奈良が観光都市になってたことには驚いた。