仏文の授業にてラカンについてお勉強。ラカンオイディプスの理論に従えば、想像界においては子と母は融合の状態であり、そこでは他者が二重の自己、エゴとなる。他者が自己の分身となる二者的な関係。その段階では、主体はまだ獲得されていない。そこに父(法)の介入によって去勢の恐怖が引き起こされる。その時、子-母の融合関係は分離し、その母の不在を埋めるために子は言語を用いる。言語はその不在を補う象徴的なものとして用いられる。子は言語を用いることで、を認識し、主体が獲得される。その段階で想像界から象徴界へと移行する。
その後、現実界になると、主体を獲得した意識的な世界のなかで、無意識的に抑圧されていた想像界が突然噴出してくる。つまり意識的世界にある断絶が起こる。
・・・と、こんな感じだと思う。やっぱりわかるようで、分かりにくい・・・