初講義

■今期初の講義。
ひとつはサルトル存在と無』の精神分析の講読。もうひとつは、「写真と所有」の講義。サルトルに関する講義は、バタイユとの関係で面白くなりそう(サルトルは、人間の意識を「措定的意識」と「非措定的意識」に分類することで、完全に「無意識」を排除したらしい。→確かにこれはバタイユの「意識」とは反対。しかし、サルトルって凄いこと言うねと感じてしまった。)
久しぶりの講義のため、まだあんまり頭が回らない。
■オリエ…淡々と読む。オリエの説明する「俗なるもの」と「聖なるもの」との関係がよく分からない。(とりあえず言えることは、聖から俗は可能だが、俗から聖は無理。)研究の方向を少しかえるべきなのか?まずは、バタイユの一般的な議論を押さえようと思ったけれど、これが一番難問…。(僕の頭の中:バタイユの理論(オリエ)→バタイユの視覚論(ジェイ)→『ドキュマン』→☆☆☆って感じだっんだけど…)