雑誌の物質性。

■手元にあった多木浩二モダニズムの神話』を読む。
→雑誌『ドキュマン』の物質性を考えるあたって、「活字のかたち、紙質、組版の形式、余白の大きさなどの知覚が、私たちの読書の経験に否応なしに這入りこむ」(252)ことは否定できない。
■京都にあるらしい古本屋。臨川書店。行ってみたい。
http://www.rinsen.com/fbook/Cat238-2.htm
→フランスなどの古書雑誌が凄い高値で売られている。
『ミノトール』・・・¥120万円ナリ。・・・無理。
買えないけど、当時出版された雑誌や状況などを知ることができる。
注目は47)『JAZZ』という雑誌。この雑誌、『ドキュマン』の広告欄に掲載されている雑誌(『ヴァリエテ』にはない)。当時の黒人芸術やジョセフィン・ベーカーなどの影響力が気になるところ。