『NANA』

■バイト中に『NANA』を読む。
→読んでいると、警備のオヤジが知った顔して「ナナといえば・・・」と読書の邪魔をしてきた。「ナナといえば、あれだよ」とAV女優の**ナナのことを語りだした。今日返却してきたものらしい。聞きたくはなかったけど、最近のオヤジによるエロビデ事情を熱心に語ってくれる。僕は適当に聞きながら、本物の『NANA』を読み進める。結局僕の頭の中では、二重だったはずのナナにもう一人のナナが進入してきて、3人のナナが交差することになった。
■形式
→この漫画の物語時間の形式について言うと、時々前章との繋がりが全く無かったり、突如、各章のはじめに回顧的、反復的に過去のシーンを別の視点から語ってみたりと、時間のズレがある。この漫画は単線的な物語時間ではなく、複数的物語時間を提示する。そうすることで、読者の一般的時間(後ろに行けばいくほど、物語が進んでいく)の読みは宙吊にされる。これは映画で言えば、フラッシュバックというごく一般的な方法だと思うが、これは漫画という読書行為の場合では全く別物だと思った。ここにも時間のズレがある。
■もうひとつエロネタ。
家に帰って、ひとまず3人目のナナをチェックしているとこんなものが出てきた。
「爆乳戦隊チチレンジャー」
http://www.tma.co.jp/page_top/yokoku/chichiren/chichiren.html
→かなり凝ってるし、CMまであった。すごすぎる。こっちのほうが見てみたい。
エロネタばかりですみません。