榎忠

shirime2006-02-18

榎忠展「その男、榎忠(エノチュウ)」を見に大阪心斎橋へ行く。ほとんどがこれまでの作品を紹介するものであり、まともな作品といえば「RPM-1200」の機械部品で構成された作品ぐらいであった。これは鉄という形態とその生々しさが光によってうまくあらわされていたと思う。その後、ローズチュウが登場して、酒を飲みながら少しお話をする(毎週出没するらしい)。彼女の話を聞いていても、男(榎忠)の姿がほとんどそのままという感じ。「俺」とっ言っては「わたし」と言い換えたり、来た瞬間にこういう飾り物は好きではないと指輪をはずしていたのは笑えた。森村がどうなのかは知らないが、彼女は言ってしまえば顔の真っ白なドレスを着た男である。それは彼が生やしている髭についても言える。あの顔に真っ黒な髭はかなり際立っていた。
ついでに心斎橋でジョン・ウォーターズのビデオを三本借りる(近所にまったくなかったので)。