藤岡弘、

■先週の土曜日のお昼に「藤岡弘、探検隊」VOL.4(http://www.samurai-hiroshi.com/tankentai-5.html)を見てたのですが、よくできたドキュメンタリー/フィクションだったと思う。
内容は、アマゾンになぞの生物(イプピアーラ)を追い求めるというものだが、沼に落ちたり、大蛇に食われそうになったり、上からタランチュラが降ってきたりと、非常にスリリングなものだった。だが、この極限状態の中でも藤岡弘、は常に「藤岡弘、」であり、隊長としてキメ台詞、動きを完全に演じていた。決してビビッたり、ヘマをしたりもせず、常にカメラを意識してた。最後は、ジェット機に乗って次の冒険へと飛び立つという、オチまでついていた。
…だが藤岡弘、という俳優は、あれが本当の藤岡弘、ではないのかとも考える。現実/フィクションがほとんど一致する俳優、それが藤岡弘、ではないか。
長谷のナンシー関論を読んでそんなことを考える。

ひとまず、合掌