『カンバセーション』分析

shirime2006-07-14

■『カンバセーション』分析
の発表が終わる。この映画には、最初のシーンを含めジオラマみたいなものが結構出てくる。それにはほとんど触れていないが、そういう意味を込めて最初のシーンを分析したのだが、それだとどうしても、最後のシークエンスの主人公の行動(疲れきってサックス吹いちゃってる)とか、ミザンセヌとかを説明できなかった。これと同じように、最初のシーンだけだとこの映画のナラティブな部分がどうもかみ合ってこないとも指摘される。殺人事件に巻き込まれて、しかも主人公が騙されて、挙句の果てに盗聴されちゃうという物語は、どうしても最初のシークエンスだけでは見えてこない。またもう少し考えてみることにする。