2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

プレ発表

■プレ発表 …また一から組みなおす。問題は、コラージュとモンタージュをどう対比させるかということ。一般的にコラージュとは様々な構成要素を断片的に寄せ集めること、であり、他方のモンタージュは、要素を組み合わせ新たな意味作用を生み出すこと。 これ…

■告知 第五回視聴覚文化研究会 第五回視聴覚文化研究会 日時:9月24日(日)14:00 場所:同志社大学西門前に13:50頃集合 明徳館三階メディア教室 発表者及び発表タイトル: * 「ポスト古典的ハリウッド映画としての『女と男のいる鋪道』」 o 大村憲右(神戸…

■バタイユ「美術館」 ここに翻訳[英訳]が紹介されている→ 『著作集』の翻訳にはちょっとしたミスがいくつかあるので注意すべし。 グランヴィル「マリオネットのルーブル」(年代不明)

アインシュタインとドキュマン

Carl Einstein in Documents: And His Collaboration With George Bataille作者: Conor Joyce出版社/メーカー: Xlibris Corp発売日: 2002/10/01メディア: ハードカバー クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見るこの論文は『ドキュマン』をカール・ア…

時間の経過

■ユベルマン 細部の加工 このなかでユベルマンは、初めはカビにしか見えなかったような不定形な染みを詳細に見るという過程を経ることによって、何らかの形象をもつものとなるという考えをフロイトの二次加工の議論と重ね合わせている。つまり初めの不定形な…

サブカル対談 反省その2

■サブカル対談 反省その2 [ http://d.hatena.ne.jp/photographology/20060915を受けて] これまで、私自身もサブカルといわれるものにそれなりに触れてきたように思います。実際今回のブラック・ミュージックやマンガ論は非常に楽しんで拝聴させていただいた…

サブカル対談

■集中講義最後に対談。 テーマは現在のサブカルチャーのハイカルチャー化において、サブカルはどうあるべきかというものだったと思う。オタク文化がポストモダンとともに語られ、マンガが展覧会などによって芸術的に評価されることによって急速にアカデミッ…

集中講義

■集中講義に出ておりました。 ポップミュージックとマンガ論。どちらもほとんどはじめて聞く内容で楽しく聞かせていただいた。内容はどちらも文化的社会的背景を基にして、一般的に知られている権威的なものの裏をつく分析を行っている。ポップミュージック…

■プロスペクト やりたいことは何となくわかるが…と言われる。アー全然まとまらん。

越後妻有トリエンナーレ3。

■妻有レポート3 旧真田小学校でふと入った部屋が保健室だった。おそらくその部屋は展示室ではなく、単に使われなかった部屋で布団と荷物が雑然と置かれていた。あえてその扉を閉めておかなかったのかどうかはよくわからないが、舞台裏であるならば、入れな…

越後妻有トリエンナーレ2。

■妻有トリエンナーレ 今回見たかった作品の一つは、橋本典久+scopeの「life-size」という昆虫の大図鑑。 彼の作品は実際に採取した虫をスキャナで生きたまま高解像度で取り込み、ほとんど等身大にまで拡大して制作されている。だが彼のクローズアップ写真は…

越後妻有トリエンナーレ1。

■妻有トリエンナーレに大勢で行ってきました。 主に郷土的なイメージをメインにしてそれをもとに作品にしており、当然といえば当然だが、セクシャルな問題とかポリティックな問題はまったくないとてもクリーンな芸術祭だと思った。私自身も経験したことのな…