2005-01-01から1年間の記事一覧

■奥崎謙三もの2本。ゆきゆきて、神軍 [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2000/11/24メディア: DVD クリック: 60回この商品を含むブログ (111件) を見る→原一男の作品では4本目。奥崎の思想的な内容に関して一言。「知らぬ存ぜぬは許しません。」…

『NANA』

■バイト中に『NANA』を読む。 →読んでいると、警備のオヤジが知った顔して「ナナといえば・・・」と読書の邪魔をしてきた。「ナナといえば、あれだよ」とAV女優の**ナナのことを語りだした。今日返却してきたものらしい。聞きたくはなかったけど、最近のオ…

ゼミ。

■ゼミ。1930年代ごろの映画を対象とした映画における音楽〔対話などの声、音楽、効果音〕の発表と、コンセプチュアル・アートの「脱物質化」への反論として提示されたテクノロジーに関する論文の紹介。 →前者のアルトマンの論文に関しては、1930年代というサ…

最近見た映画 『ボウリング・フォー・コロンバイン [DVD]』『マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人 1 [DVD]』『GHOST IN THE SHELL 2 INNOCENCE INTERNATIONAL VER. [DVD]』『』『』 →マイケル・ムーアの作品を立て続けに見てると少し…

また京都。

■昨日 昨日は京都の大学の授業を受けに行く。テキストはイブ・ミショー『芸術の危機』。授業の雰囲気としては、先生一人が盛り上がって生徒は静かな感じ。折角面白いテキストなのに少しもったいない気がした。 ■内容 アヴァンギャルド運動が盛んなフランスの…

メッセで読書会。

■メッセンジャーで読書会をやってみた(話の流れじょうこうなった。) →こういうととき、速くタイプを打てる人はうらやましい。僕が今書こうとしたのに、先にやられてしまったみたいなのが何度かあった。あせって速く打つと今度は誤字脱字が混じってしまうし…

カント・へーゲル読書会終了

■へーゲル読書会&フランス語勉強会 カントとへーゲル読書会は今日でひとまず終了。約4ヶ月ほど続いた。文法にしても内容にしても、それぞれまとまったよいテキストだったと思う。学会でのシンポの話ではないが、「伝統的な美学」というやつに、久しぶりには…

コジェーヴとモーツァルト

■アレクサンドル・コジェーヴ『ヘーゲル読解入門―『精神現象学』を読む』第1章「序に代えて」を読む。 →コジェーヴの立場は、本書の冒頭にもっともよく表れている。 人間とは、〈自己意識〉である。人間は自己を意識し、その意識の実在性とその人間的な尊厳…

パノラマ的に眺めてみる。

■ひとまず、学会発表を終えて一段落。おまけにパソコンも帰ってきた。ということで、ここでまず周りを眺めてみる。へーゲル/コジェーヴ/パノラマ/クレーリー/イヴ・ミショー/民族誌いろいろなカードがある。 →手始めにコジェーヴ(『へーゲル読解入門』…

発表日。

■発表当日 →内容に関しては、また後で考える。質問は大体予想通りだった。いろいろあったけど、今回のような発表形式は初めて(3人まとめて発表)。個人的にはあまりこういうのは好きではない。 あー、もう疲れた寝るよ。 あ、それと、空港で館内放送で呼び…

美学会若手研究者フォーラムに向けて。

いつも以上に時間がありすぎて、なんか変なかんじ。まー今日は原稿をもう一度読んで、後は忘れ物のないようにして寝る。明日は朝が早いのでもう寝る。寝て飛ぶ。 では、

「美学会若手研究者フォーラム」に向けて

レジュメ完成。後は時間をはかって何回か練習してみる。言葉につまらなければ、何とか20分以内で終われそう。あまりあの「チーン」という音は聞きたくない。あれは心臓に悪いよ、たぶん。

発表前になって、なんだか気が抜けてきた気がする。いつも以上によく寝てる。今日は朝からクレーリーを読んで、夜から原稿の脱稿作業。くどい文章を迷わず切る思い切りが大切。そんな感じで、一応20分にまとめることができた。…しかし20分とは、ほんとに短い…

使えないやつ。

■ディディ=ユベルマンの「不定形の類似」、 を読んでみたものの、自分の発表になかなか使いにくい。アラン=ボワが言うように、彼の『ドキュマン』に関する議論は、すべてが形態の類似/人神同形論におわってしまっている。またここではコンタクト(接触)も…

レジュメを作る。後は撮影大会。

今日は「このような」一日でした。

原稿を読んでもらう。自分でも気づかなかったのだが、自分の文章にはクセがある。僕の場合は、「このような」「そのような」「これによって」「その結果」…という具合にやたらと指示語が多い。確かに一文の前後関係を注意して書くようにしているけど、指摘さ…

ひとまず原稿を書き終える。まだ計ってないけど、恐らく20分は越えそう。

あぁぁー・・・パソコンが動かない。どうしよう。

「不定形の類似」

■昨日は視覚文化研究会。引き札とボルダンスキーとインターネットにおける接触について。その後飲み会。結局朝の電車で帰ることになった。すげー眠い。 ■「不定形の類似」 ユベルマンは『ドキュマン』のテクストとイメージの類似の関係を考察するに当たって…

脱稿しまくり。

■Simon Watney"Making Strange:The Shatterd Mirror"(in Thinking Photography)に軽く眼を通す。 →1920年代〜30年代の写真における主題の選択と実際の「見ること」の影響を明らかにするもの。ここで問題になるのが、シクロフスキーの異化の効果。もう少し…

見えるものを見ること。

■東浩紀『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)』をひとまず読んでみた。 →おもしろいのだが、何か物足りない気がする。 ■発表に向けて 明日は絶対に書く。

写真を見ないこと。

■バーキン(ほぼ)終了。 この議論を『ドキュマン』の雑誌を読む=見ることで考える。問題なのはページを捲るごとに出てくる写真それぞれの関係だと思う。というのも、ここでバーキンが問題にしているのは、基本的に一枚の写真。一枚の写真を長い間見ないよ…

原一男のドキュメンタリーを2本見る。極私的エロス・恋歌1974 [DVD]アーティスト: 加藤登紀子出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2000/12/22メディア: DVD クリック: 8回この商品を含むブログ (12件) を見る→原がはじめに語るように、彼は今はいなくなっ…

ドキュメンタリーを見ること。

■ヴィクター・バーキン「写真を見ることLooking at Photographs」を読む。Thinking Photography (Communications and Culture)作者: Victor Burgin出版社/メーカー: Palgrave Macmillan発売日: 1982/03/11メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 7回こ…

保健ニュース

■中学校にある保健ニュース(友人から送ってもらう) □保健ニュースのサイト(http://www.schoolpress.co.jp/news/ho.htm) →はっ歯がない。 ■問題:雑誌 →テクスト+イメージ雑誌というメディアにおいて考えなければならないのは、コピーのオリジナル性とオ…

鉄道の「走行音」を聞いてみる。

■鉄道もの http://www.geocities.jp/taku329/link-1.html →鉄道マニアのリンク集。僕の先入観から「鉄道マニア=鉄道の写真を撮ること」と思っていたが最近はそうでもないみたい。そのなかで「車内アナウンス」「走行音」にはかなり笑ってしまった。普段それ…

バイトに行く。

悩む。

■Alain Mousseigne, « Rôle et place de la photographie 》 →何でこれこんなに難しいの。 □メモ オットー・シュタイナートの「[Subjektive Fotografie]主観的写真」について調べる。 □メモ:ダミッシュ http://homepage1.nifty.com/osamumaekawa/Damisch,2.…

フランスでの写真の役割

■Alain Mousseigne, « Rôle et place de la photographie dans les revues d’avant-garde artistique en France»を読む。 →フランスではおよそ1926年頃までは、写真を他の芸術作品と同じようには扱われていなかった。その後1927年には『トランジション』、19…

サンダルとフンドシ

■ユベルマン読書会終了。 グランビアで飲むことになったが、サンダルはダメということなので隣のイタリアンへ。良くも悪くも色々考えされられた。 次はグッチのサンダルでもう一度挑戦するべし。 衛生展覧会の欲望作者: 田中聡出版社/メーカー: 青弓社発売日…